第8章 いつも貴方がいた -nosa version-
こんなに騒いでても玄関にカズが出てこないから、寝ているのかな?
寂しい…(´・ω・`)
ならば起こさないようにと頭を切り替えて、まずはリビングに荷物を運びこむ。
物音を立てないように、なるべく頑張って…
ふとダイニングテーブルを見ると、なにか置いてある。
俺の好きなサンドイッチだ。
お皿に載ってラップがかかってる。
もしかして…手作り?//
荷物を全部リビングに入れて、手を洗おうと洗面所にいくと…
お風呂の準備してある。
お湯も張ってあるし、バスタオルなんかもちゃんと用意してあった。
「カズ…ありがとう…」
バスローブの上には、俺が好きだと言ったクナイプのラベンダーも置いてあった。
これをお湯に入れて眠ると、凄く良く眠れるんだよね。
感謝しながら手を洗ってリビングに戻って、サンドイッチに飲み物をと思って冷蔵庫を開けたら、アイスコーヒーがボトルに入って冷やしてあった。
「さすが…俺の奥さん♡」
コーヒーをグラスに注ぎ、ダイニングでサンドイッチを頂く。
ツナとたまご…俺の好きなもの…
思わず一気に食べてしまって、我ながら子供みたいだと思った。
早くカズの寝顔を見たかったけど、お風呂に入って。
やっと上がった頃には深夜の3時になってた。