第8章 いつも貴方がいた -nosa version-
画面いっぱいに広がる、その卑猥な風景。
俺のカズが乱れに乱れて、ぐったりとその秘所を俺に晒している。
左手で持つバイブを飲み込んだまま、ひくつく蕾。
頬を染めて右手で自分を握りしめたまま、白濁を撒き散らして俺を見つめてる。
自分の手のひらにも、大量の白濁を纏っていた。
さっき出したばかりなのに、この量…
今日のカズがあまりにも妖艶だから…
身体は正直だ。
「カズ…大丈夫?動ける…?」
『や…も、ちょっと待って…』
まだ荒い息遣いが聞こえてくる。
イヤホンマイク越しに、画面越しに…
カズの興奮が伝わってきて、嬉しくなる。
「そんなに興奮してくれて嬉しいよ…」
『はぁっ…翔っ…俺も…嬉しいっ…』
またカズの身体がビクリと揺れた。
「妊娠…しそう…?」
『ん…赤ちゃん、来るよ…?きっと…』
「カズだけで充分だよ…」
カズは微笑んだ。
『ありがとう…俺も、翔が居れば…しあわせだよ』
バイブを突っ込んだまま、中心を握りしめたままの姿なのに…
侵しがたい、神々しいものをカズに感じた。
「ずっと傍にいてくれよ…」
『うん…もう、離れないよ…』
抱きしめたい…この距離がもどかしい。
画面に顔を近づけると、蕩けるような顔をしたカズにキスをした。
日本に帰ったら…もっとかわいがってやるよ。
「愛してる…カズ…」