第8章 いつも貴方がいた -nosa version-

ゆっくりとバイブを口の中に入れてしまう。
舌で湿らせると、唇をすぼめて口の中を滑らせる。
ちゅぱちゅぱといやらしい音がでて、また身体の芯が疼いた。

『ああ…いいよ…凄く気持ちいい…』
「ほんと…？もっと気持ちよくなって…///」
『う…カズっ…ああっ…』
「イキそうなの？イって…お口に出して？」
『カズっ…あっ…イクぞ…全部飲めよっ…』

ほんとに翔さんを咥えてるみたいな気持ちになって、一生懸命舐めて吸い上げる。

『ああっ…カズっ…』

翔さんの声が途切れた。
荒い息遣いだけが聞こえてくる。

「翔…気持よかった…？」
『凄く…興奮した…』
「俺も…」
『たまにはこんなのも悪くないね』
「えっ…」
『今度、リビングと寝室でやってみる？♡』
「ばっ…ばかっ…」

くっくっくと笑う声が聴こえたかと思うと、ちゅって音が聴こえた。

『ほら…カズもちゅーして？』
「え…えっと…///」

画面に向かって、ちゅーの顔をした。

『…やべ…また勃った…』
「えっ…嘘っ…」
『カズ…もう一回咥えて♡』
「えっ…」
『指、入れてあげるから…』

また低い声で、翔さんが囁く。
身体がまた、熱くなってくる。

欲しい…欲しいよ…