第8章 いつも貴方がいた -nosa version-
『感じちゃったの?』
「だって…耳元で聴こえるから…///」
『ふふ…その顔、めちゃくちゃかわいいよ♡』
「もう…俺ばっかり…」
カチッと一枚の写真を開いた。
白いタキシードを着た、翔さんの写真。
そう、皆がやってくれた結婚式の時の…
「ああ…翔…かっこいい…」
『えっ…なんの写真みてるの!?』
「結婚式…」
『カズ…』
「とっても…ぁ…ん…かっこいいよ…翔…」
キリッとした表情に、自信に満ち溢れた笑顔。
そう…俺が好きになった人は、こんなにかっこいい。
「んっ…んぅ…触って…?翔…」
もうなにもかも我慢できなくなった。
思わずここには居ないとわかっているのに、懇願してしまう。
『いいよ…♡じゃあズボン脱いで?』
素直に座ったままズボンを脱いだ。
『それじゃあ俺に見えないよ…?ソファに座って?』
イヤホンマイクを限界まで伸ばして、テーブルにMacを置いたままソファに座る。
『わ…凄いな…丸見えだよ…?』
「やぁっ…早く触って?///」
『いいよ…ほら…右手で触るよ?』
「ん…握って…♡」
自分の右手できゅっと掴む。
「あっ…」
自分の手なのに…翔さんに触られてるみたいで…
今日、なんかヘン…