第8章 いつも貴方がいた -nosa version-
『あー…カメラオフにしてたかも』
悪い声…わざとだな?
「翔が見えないんだったら、やめる」
『いいの?俺にはカズが見えてるのに…』
「そんなの恥ずかしいだけだろ!?」
『もうほっぺた赤くしてるくせに…かわいいよ…♡』
耳元で、翔さんの声が聴こえるから…
身体が疼く///
だって、あの日俺だってイってないんだもん!←おまえもか
『蕩けそうな顔しちゃって…ほら…触って?』
「嫌…どこ、触るの…?」
『下の方に手を伸ばしてごらん…?』
テーブルの下…もう硬くなってる俺をスエットの上から触った。
「あっ…なんか…ヘン…」
『ん?どうした』
「もう…硬い…」
『ふ…カズだって欲しいんだね?お・れ・が♡』
「ば…ばか…」
欲しいに決まってる。
今すぐリオに行って、翔さんの胸に飛び込みたい。
俺はMacのマウスを手に取ると、フォルダを開けた。
そこにはデジカメで撮った、二人の写真。
松潤に貰った、あの時の画像の数々。
『ん?何してるの?カズ』
「翔…の…あ…写真探してるの…顔、見たい…」
硬くなった自分を触りながら、なんとか答える。
『カズ…いい子だね…』
「あんっ…///そんな低い声出さないでっ…」