第7章 ショコラscene3
答えられないでいると、雅紀の身体が離れていった。
私をそっと抱きかかえると、ベッドに運ばれた。
「抱いて…?お願い…」
「雅紀…あの…」
「お願いだよ…」
せっかく着たパジャマを脱がされる。
雅紀もバスローブを脱ぐと、私に覆いかぶさるようにのしかかってきた。
「あ…」
雅紀の熱く滾ったものを見た瞬間、猛烈に身体の芯が熱くなった。
恥ずかしくて、顔を手で覆ってしまった。
「翔ちゃん…」
「ごめん…どうやって抱いていいのか…わからない…」
「えっ…」
「お口じゃだめ…?」
お口なら、昨日したし…きっと雅紀を気持よくしてあげられる…
「それなら…やり方わかるから…」
身体を少し起こして、雅紀を口に含んだ。
「あっ…こんな姿勢で…」
雅紀…熱い…すごいおっきい…
口いっぱいに雅紀を感じて、私はとても幸せだった。
また雅紀の味を感じて、下腹に血液が集まってくる。
もじもじしてると、雅紀の手が伸びてきた。
「あっ…」
雅紀がぽろりと口からこぼれ落ちた。
「やっ…だめぇっ…」
「なんで…?翔ちゃんもおっきくなってるよ?ほら…こんなにはちきれそう…」
「やっ…そんなこと言わないでぇっ…」