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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第7章 ショコラscene3


「智くん…やめ…んっ…」
「なんて声出すんだよ…」
「やっ…あぁっ…」

お尻…撫でられてるだけなのに…なんでこんな声…

「んっ…う…」
「もう…なんだよ…これ…」

智くんの息が荒い。
これは…本気でヤバイと思うのに、逃げられない。

「だ…だめだっ…」

がばっと智くんが離れた。

「翔くん、うがいしよう!」
「えっ?」

智くんは俺を台所まで引っ張っていくと、コップに塩を入れて水を満たした。
それを2個作って、1個を俺に差し出した。

「ゆすぐだけでも違うから」

そう言って口をゆすぎ始めた。
俺もそれに習って並んで口を濯いだ。

「本当は一番いいのは、冷水を浴びることなんだけどね…」

智くんは何度も何度も口を濯いだ。

「冷静になろう…冷静に…」
「ごめんね…智くん…」
「え?」
「俺に女の人が取り憑いてるからだよね…?ヘンな気分になったの…」
「翔くん…」
「やっぱり俺、帰る…」
「ばかっ…そんな状態で外出せるかっ…」
「えっ…」
「絶対襲われる!断言できる」
「えっ…ええっ…」
「翔くん、すっごい可愛い顔してるもん!襲いたくなる!」
「えっ…うっそ…」
「男にも女にも襲われるんだからっ!」
「ええええええ!?」

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