• テキストサイズ

カラフルⅢ【気象系BL小説】

第7章 ショコラscene3


少しウトウトした瞬間、いきなり衝撃が来た。

「うおっ!?」

慌てて身体を起こすけど、首がガクンと揺れた。

「ど、どうしたの!?」

マネージャーが後ろを振り返った。

「あ…オカマ掘られてます…」

後ろを振り返ったら、ありえない近さに後続車が居た。

「あっちゃー…」


とりあえず局に入ったものの、首がだんだん痛んでくる。
痛む首をさすっていたら、そのうち動かなくなって…
収録は延期になった。
事故だからしょうがないってことで、ちっちゃくニュースにもなってしまった…

病院に行ったら、頚椎には異常がないから様子見と言われた。
安静を言い渡されて家に帰った。
まだ明るいうちに部屋に帰るのも久しぶりで…
なんだか変な感じだった。

部屋に帰ったら、晴れていたはずの外があっという間に曇って、真っ暗になった。
みるみる雨が降りだして、今日ロケに行っている雅紀が心配になった。

大丈夫かな…雅紀…

そんなことを思いながらソファに座っていたら、そのまま眠ってしまったようだった。




”今から…行くからね…待ってて…”




/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp