第1章 ミントscene2
押さえていた欲情が火を吹いた。
ここまで我慢してたものが一気に暴走して、俺は和也の身体を抱き上げた。
「おい、お前らこっちにこい」
翔くんと雅紀を呼ぶと、寝室へ入った。
和也をベッドに降ろすと、和也をめちゃくちゃに愛撫した。
「翔くん…ほら、こうすると和也は喜ぶんだ…。やってみたら?雅紀に」
「智くん…」
和也は俺の腕の中で、息を荒げて涙目で俺を見上げてる。
「智のいじわる…」
「いじわるじゃないだろ…?翔くんの役に立ちたいだけだよ?」
突然、ベッドに雅紀が降ってきた。
その上に翔くんが馬乗りになった。
「智くん、ありがとう。参考にさせてもらうね?」
もう余裕の無い顔で、翔くんはあっという間に雅紀に覆いかぶさった。
「や、やだっ…翔ちゃんっ…」
「雅紀…お前にあんな顔させたい…もっと気持ちよくさせたい…」
「翔ちゃん…」
「好きだよ…雅紀…」
「翔ちゃん…嬉しい…」
けっ…
「和也…愛してるよ」
「あ…智…早く、智のおっきいのちょうだい…?」
「んふ…やるよ。けど、その前におしおきな?」
「え…?」
「さっき、翔くんにキスしただろ?アレ、ぜってーゆるさねえ…」