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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第1章 ミントscene2


押さえていた欲情が火を吹いた。
ここまで我慢してたものが一気に暴走して、俺は和也の身体を抱き上げた。

「おい、お前らこっちにこい」

翔くんと雅紀を呼ぶと、寝室へ入った。
和也をベッドに降ろすと、和也をめちゃくちゃに愛撫した。

「翔くん…ほら、こうすると和也は喜ぶんだ…。やってみたら?雅紀に」
「智くん…」

和也は俺の腕の中で、息を荒げて涙目で俺を見上げてる。

「智のいじわる…」
「いじわるじゃないだろ…?翔くんの役に立ちたいだけだよ?」

突然、ベッドに雅紀が降ってきた。
その上に翔くんが馬乗りになった。

「智くん、ありがとう。参考にさせてもらうね?」

もう余裕の無い顔で、翔くんはあっという間に雅紀に覆いかぶさった。

「や、やだっ…翔ちゃんっ…」
「雅紀…お前にあんな顔させたい…もっと気持ちよくさせたい…」
「翔ちゃん…」
「好きだよ…雅紀…」
「翔ちゃん…嬉しい…」

けっ…

「和也…愛してるよ」
「あ…智…早く、智のおっきいのちょうだい…?」
「んふ…やるよ。けど、その前におしおきな?」
「え…?」
「さっき、翔くんにキスしただろ?アレ、ぜってーゆるさねえ…」
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