第4章 ヴェニット
「ニノ…智…」
「ん…?」
「なあに…?」
二人の手が俺の髪を撫でていく。
「これから、よろしくね…?」
「うん…」
「俺も…よろしくね…?」
そっと起き上がると、ニノと智にキスをした。
ふたりとも微笑んで俺にキスを返してくれた。
それからニノの身体を綺麗にすると、三人で風呂に入ってそのまま今日はお泊りすることになった。
やっぱりニノは腰が痛くなって、ほとんど俺がお姫様抱っこしてた。
「相葉さん…力持ち…」
「そう…?」
「だからゼツリンなんだよ」
「関係なくね?」
ベッドに三人で寝転がって智と俺はニノをぎゅうっと抱きしめた。
「ニノ…大好き…」
「俺も…和也大好きだよ…」
ニノも俺たちの腕にしがみつくと、にっこり微笑んだ。
「ふたりともだぁいすきっ」
俺たちはとっても幸せな気分で目を閉じた。
そのまま深い眠りに引きずり込まれていった。
明け方、目が覚めたら智が俺に覆いかぶさってた。
「なっ…」
「しーっ…ね、雅紀…いいでしょ?」
あんただって…どエロじゃねえかっ
そうは思ったけど、俺のムスコは急激にむくむくしちゃって…
それを触った智はにっこり笑って、俺を口の中に入れてしまった。