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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第4章 ヴェニット


「ううん…痛いけど…違うの…」

智の唇がニノの涙を拭っていく。

「嬉しいの…」
「和也…」

智の手がニノの額に貼り付いた髪をかきあげて、そっと額にキスを落とした。

「俺も嬉しいよ…和也…」
「大野さん…もっと…」

ニノの左手が智の汗塗れの背中を這って行く。

「もっと…ひとつになろ…?」

智は微笑むと、ニノの首筋から胸に唇を這わせていく。
胸の先端を口に含むと、そのまま激しくニノを突き上げた。

「あっ…ああっ…やあっ…」

俺を握る手にも力が入って…ちょと痛い…
けど、俺はその手の上から自分の手を重ねてそっと動かしだした。

「ニノ…俺もう…イッちゃう…」
「あ…あいばさ…」
「和也、俺も…ね、一緒に…」

ニノを扱く手を激しく動かして、俺達はそのまま獣になった。
ただ、快感に3人とも浸って。
唇や手を使って、もっともっと気持ちよくなろうって。

汗がシーツに染みこんでいく。
ニノの涙は止らない。

「やだっ…も、イっちゃうっ…」

ビクビクとニノの身体が反ったと思ったら、智の腰が今までにない激しさでニノを突き上げた。

「俺もっ…あああっ…」
「一緒にっ…相葉さんっ…大野さんっ…」

ニノの叫びと同時に俺たちはニノの身体の上に白濁を吐き出した。

「あ…あ…凄い…もう…なにこれ…」

汗を流しながら、智がニノの上に覆いかぶさる。

「和也…気持よかったよ…」
「大野さん…」

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