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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第4章 ヴェニット


「智…」
「ごめんね。雅紀…」

ちゅっと俺にキスすると、智は身体を起こしてニノに覆いかぶさる。

「和也…?入るからね…」
「大野さん…」

自身を手で持つと、和也の後ろに充てがった。

「ほら…和也のここ、もう俺を飲み込みそう…凄いね…」
「え…なに…?俺、凄いの…?」
「そうだよ…凄いよ…いやらしい身体してる」
「やっ…そんなこと言わないで…」

顔を真赤にして手で隠してしまっても、その可愛さは隠せない。
そっと髪にキスしてその手をどけると、潤んだ目で俺を見上げた。

「ニノ…初めてじゃないの…?」
「なっ…何言ってんだよ…初めてに決まってる!」
「ほんとに…?」

ニノが強引に俺の顔を引き寄せてキスをくれた。

「…あ、相葉さんと大野さん以外…こんなことしていいって思ったことないもん…」

まっすぐに俺を見て言うニノはとっても綺麗で…
頬を染めながら、額にうっすらと汗を浮かべて。
いやらしいのに可愛らしくて…
たまらないって…もう…

俺はニノの身体を起こすと、後ろからニノを抱きしめるようにして腰を持ち上げた。

「智…いいよ」
「なんだこれ…えろ…」

智はニノの足を開くと、キスしながらゆっくりとニノの中に入っていった。

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