• テキストサイズ

カラフルⅢ【気象系BL小説】

第4章 ヴェニット


「あ…大野さん…」

ニノの手が智の背中に回って、ぎゅっと身体を抱き寄せた。
俺はニノの前に手を回して中心を握りしめると、智の動きに合わせてゆっくりと扱いた。

「あ…やぁっ…だめっ…んうっ…」

気持ち良いのか苦しいのか、身を捩るニノをがっちりと抱いて、ひたすらニノを快感の淵へと追い込んでいく。

「和也っ…すごい…」

智の腰がゆっくり、ゆっくりとニノへと近づく。
汗をかいた顔がよく見える。
こんな顔…見たことなかった。
智は俺とするときはいつも可愛らしくて…
こんなオスな顔したことなかった。
智の頬に手を伸ばすと、智は俺の顔を見た。
ふっと笑うと、俺の方へ身体を伸ばしてキスをした。
舌を絡ませていやらしい音を立てて唇は離れていった。

「雅紀…好きだよ…」
「智…」
「和也…」
「ん…」
「好きだ…」

愛おしそうに微笑むと、智はニノをぎゅうっと抱きしめて貫いた。

「あああっ…大野さんっ…」
「和也、全部入った…」

手の中のニノが急激に萎えてしまったから、またゆっくりと擦りだすと、ニノの身体がビクビク揺れた。

「待って…前も後ろもだめだって…」
「なんで…いっぱい気持ちよくなってよ…」

/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp