第4章 ヴェニット
「ば…もう…変態…」
「へへ…飲んじゃった…」
「ばか…もう…好き…」
ニノが俺を抱き寄せて。
ぎゅううっとしがみついた。
ああ…挿れたい。
俺はニノの身体をぎゅっと抱きしめると、そのまま抱き上げた。
「えっ…」
「ベッドいこうな…」
智に目配せすると、智は先に立って歩き出した。
寝室の扉を開けると、中にはいって布団をひっぱがした。
そこにニノを横たえる。
「お前のこと、俺達にちょうだいね…?」
答えを聞かずに、二人でニノに覆いかぶさった。
「あ…ほんとに…?」
「うん…欲しい…」
智がローションを取り出した。
その靭やかな指に液体を出すと、ニノの足を開いた。
「優しくするから…大丈夫だよ」
「あ…大野さん…」
俺はニノの唇にキスを落とす。
「ニノ…好きだよ…」
「相葉さん…」
舌を絡めてキスをする。
その間もニノの唇からは少し苦しそうな声が聞こえる。
ちらりと智をみると、もうイッちゃいそうな顔してる。
「智…?大丈夫?」
「ん…あのね…すっごい和也柔らかいの…」
「え?」
「もう指3本入っちゃった…」
「うそ…」
「だから俺、先に入ってもいい…?」
もう、智は止まらないって顔してた。