第4章 ヴェニット

ニノの中心にキスしてた口を大きく開けると、ニノを咥えた。

「あっ…いやっ…」

あ…濡れてる…
気持ちいいんだ…
ニノの味だ…これ…
なんか嬉しい…

じゅるっとニノの味を飲み込んだら、手が伸びてきて俺の頬を包んだ。

「相葉さん…」

口の中の熱いものが、びくびくしてる。
目で捉えたニノは、うっとりととろけた顔で俺を見てる。

「気持ちい？」
「うん…」

べろりと舌を根本から先端に這わせると、びくびくびくっと身体が揺れて、凄く嬉しくなった。

「んっ…ああっ…やんっ…」

身体を縮めるようにして感じてくれるから、ますます気持よくしたくなる。
智がそんなニノの腕を掴んで身体を引き上げる。
そのまま身体を起こすと、服を全て脱がせてしまった。

「やだ…恥ずかしい…」

ニノは普段から裸になることを嫌がる。
こんな綺麗な体してるのに…
俺もジーパンを掴んで足から外してしまった。

「恥ずかしくないよ…和也…」
「いやだ…俺だけ…」
「ん…ふふふ…俺達も裸になっていいの？」
「え…」

そこでニノは真っ赤になってしまった。
だよね…それって、OKってことだもんね。
智はまた後ろからニノを抱きしめて、耳元で囁く。