• テキストサイズ

カラフルⅢ【気象系BL小説】

第4章 ヴェニット


念のため、自分のムスコにもオイルを塗りつける。
男とするなんて初めてだから、何が正解かわからない。
でも…
おーちゃんと、繋がりたい。

「いくよ…?」
「うん」

こういう時、おーちゃんは度胸が座ってる。
俺のことまっすぐ見つめて、身じろぎもしない。
そんな姿に、心臓が高鳴る。
やっぱり…この人のこと好きなんだ…

「おーちゃん…?」
「ん…?」
「好きだよ」
「雅紀…」

おいでって腕を広げられて、俺は吸い込まれるようにおーちゃんの胸に身を預けた。

「俺も…好き…」

しあわせそうな声…
甘ったるい声…

「ありがとう…おーちゃん…」

ゆっくりと腰を前に進めた。
先が埋め込まれた瞬間、強烈な圧迫感が襲った。

「あ…」

おーちゃんの小さな声と共に、それは増す。

「力、抜いてね?」

そう言って、また腰を前に進めた。

「あ…ああっ…」

おーちゃんの手がシーツを握りしめる。
キツイのかな…でも、ごめん…止まれない…
首筋にキスしながら、ゆっくりゆっくりとおーちゃんの中に自分を埋め込んでいく。
汗が噴き出してくる。
凄い締め付け…
こんなの…経験したことない…

「お…ちゃん…出ちゃう…力、抜いて…」
「だって…あっ…おっきいから…」

/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp