第4章 ヴェニット
指を挿れたまま、おーちゃんの乳首を唇で挟み込む。
ちろちろと舌で先を舐めたら、おーちゃんの身体が一気に熱くなった。
「相葉ちゃん…ふたつもだめ…」
甘い甘い声で、おーちゃんは俺を包む。
「だって…気持よくしたいもん…」
「そんなことしたら、すぐに出ちゃうから…だめだよ…?」
「出してもイイよ…何回でもするから…」
「俺、相葉ちゃんほど体力ないから…」
ふふっと笑うと、俺の頬を手で包んでキスをした。
甘いよ…なんでこんなに甘いんだろ…
もう、早く入りたい。
すんなり動くようになった指を二本にした。
おーちゃんの眉間に皺が寄った。
「ごめんね…もうちょっと広げようね…多分、狭くて入らないから…」
「うん…」
ゆっくりと時間を掛けて、そこを押し広げる。
指が三本入るようになったところで、そろそろ限界だった。
萎えてしまったおーちゃんのムスコにオイルを塗り付けて扱いてみた。
「あっ…!?だめ…」
汗をかきながら、指の動きに耐えていたおーちゃんは、身を捩った。
その動きを抑えこむと、俺はおーちゃんを握ったまま覆いかぶさった。
「おーちゃん、ちょうだいね…」
そう耳元で囁くと、おーちゃんはこくりと頷いた。