• テキストサイズ

カラフルⅢ【気象系BL小説】

第3章 チェリー・ポップ


「あ…かず…かずぅ…」

手を伸ばすと、ぎゅっと握ってくれた。

「俺…男なのに…おかしいんだ…」
「え…?」
「気持ちいいんだ…」
「大野さん…」

ズルズルと突き上げられながら、かずの方へ身体を移動させる。
かずにキスすると、頬を手で包んだ。

「あぁっ…どうしよう…かず…俺、イっちゃう…」

かずの手を、俺の中心に当てた。

「握って…お願い…」
「あ…凄い…」

かずが小さく呟く。

「ああっ…もう…もう…ね、あっ…翔くんっ…」
「いいよ…イって?智くん」
「がまんっ…できないっ…」

身体の奥のずくんが大きくなって、翔くんが入ってる後ろからすごい熱が起こった。
かずがゆっくりと俺を握って手を動かした。
気持ち良すぎて、息ができない。

「あっ…うう…イクっ…ああああっ…」

翔くんが俺の中を突き上げると同時に、俺は白濁をかずの手に吐き出した。
びくんびくんと身体が勝手に跳ね上がる。
全て吐き出したら、かずが微笑んで俺にキスをくれた。

「愛しあったんだね…」
「あい…?」
「ん…嬉しい…愛し合ってるの、見れて…」
「かず…」

翔くんは俺の中でまだ熱いままで…
じっと俺たちを見てる。

「翔くん…」
「ん…?」
「俺たち、愛しあったの…?」
「そう、だよ…?」

嬉しくて、泣きそうになった。

/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp