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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第1章 ミントscene2


なんか考えてんだな…。
なら俺は和也に任せよう。そう思って、衣装に着替えた。

マネージャー達がやっと戻ってきて、楽屋は一旦いつもの雰囲気になった。
和也は雅紀に引っ張られて、俺の隣に来ることができなかった。
泣きそうな翔くんが俺の隣に座ってる。

収録が終わって、次の打ち合わせも終わってしまうと、帰りの準備。
衣装を脱いで、メイクを落としてマネージャーたちと個人の仕事の打ち合わせ。
今は特番の時期だから、明日は全員休みになったみたいだった。
和也が俺の傍に来て、こそっと小声で言った。

「今日、あの人達の決着つけよう」

そう言ってすぐに離れていった。
つっても…どうするつもりなんだろ。
まあ俺じゃ頭回らないから、和也の言うとおりにしよう。
そう思って、気をつけて動きを見てた。
楽屋を出るとき、和也が手招きしたから一緒に付いて行った。

「今日は翔さん、自家用だって」

どうやらそれに乗り込むらしい。
直後に和也が雅紀に捕まって、引きずられていく。
俺は密かに付いて行って、翔くんを途中で捕まえた。
そのまま車に載せてもらう。

潤が後ろでガッツポーズをしてた。
俺は潤に向かって親指を立てておいた。

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