第1章 ミントscene2
「だめ…人が来ちゃう…」
「だめだめって言いながら、こんなになってんだろ…?」
「翔ちゃ…ん…あっ…ふ…」
「雅紀…かわいい…」
セックス…してる…んだよね…?
「きもち、良い…翔ちゃんの…」
「俺の、なに?言って?雅紀」
「いやっ…恥ずかしい…」
聞いてるこっちが恥ずかしいわ。
「雅紀のアナルに入ってるの、なに?」
「いやぁ…翔ちゃんのいじわる…」
「そんな顔したってだめ…言って?」
チンコって早く言えや…どうせ言うんだろうが。
「ほら…言わねえと、奥突いてやらねえぞ?」
翔くんの低い声が、シャワールームに響いた。
「んっ…やあっ…もっと欲しっ…」
「じゃあ言えよ。お前のアナルに突っ込んでんのなんだよ?」
「しょ、翔ちゃんの…あ…」
「俺の?」
隣でごくりと和也が生唾を飲み込んだ。
横目で見たら、和也も俺を見てた。
しょうがねえなぁ…ちょっとだけだぞ?
和也を引き寄せて唇を強引に奪う。
「さとっ…」
小さな声で抵抗するが、その腕に力は入っていない。
わかってるんだぞ…
おまえ、感じてるだろ?
「言えよ…雅紀…ほら、言わないと動かないよ?」
「やだぁ…お願い…もうちょっとだからイかせてぇ…」
「イキたいんなら一人でしな」
バタバタっと物音がしたかと思ったら、突然シャワールームの扉が開いた。
「「あ…」」
俺と翔くんは目を合わせて固まった。