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翼をください 【黒執事】

第2章 Unhappy birthday 祝福のない誕生日


あの先には何が書かれていたのだろう。

本は途中で引き裂かれていた。

私は、親が妖精であるとゆうことを知っていた。

親との記憶はまるでない。

でも、知っていた。

そして、文献にもあるように・・・

錆色の髪・・・
黄緑色の瞳・・・

私が当てはまる・・・・・・

周りに同じ人はいない・・・・・・


以前からある・・・・・・

孤独感・・・。

高校に入ってからは、1人が当たり前になった。



小学校の時は酷かった・・・・・・

化物!!化物!!

気持ち悪い・・・・・・

寄るな。汚らわしい。


周りからは罵倒の声、声、声。

いつしかそれが普通になった・・・


私は、生きていない方がいいんだ。
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