第1章 窓際の君【トド松】
でも僕だって気付いてもらえたし良いって事にしよう!
「服が違うから全然分からなかったよー、でもバイト中じゃなかったっけ?」
お姉さんは不思議そうに軽く首を傾げながら僕に問いかけた。
トド松「いつも何してるのかなーって思って気になったから休憩時間に来ちゃいました!」
へへっと笑いながら彼女を見るといつもレジで見せてくれるあの顔で僕を見ていた。
「いつもって事は私の事見てたって事だよね?」
‥バレてる!!
どうしよう、はいあなたの事見てましたなんて馬鹿正直に言えないし、でも見てないなんて嘘すぐバレちゃうだろうし‥
あっ!そうだ!
トド松「お姉さん可愛いからついついバイト中に見ちゃうんだよねー、‥ダメ?」
よし、よく言った!
我ながらあざとい事したと思うよ、うん!