第5章 青いバラの花言葉【カラ松】
そう思ったらいてもたってもいられなくなってしまった。
カラ松「◯◯!まだ知り合って1日しか経っていないがお前の事が好きだ!この想いに偽りはない!」
そう言って走ったせいでボロボロになってしまった青いバラの花束を◯◯に跪きながら差し出した。
◯◯「え?‥ちょっと!カラ松?」
カラ松「戸惑わせてしまうのは承知だ。しかし今日こんな事になって確信したんだ。◯◯を本当に愛していると‥。」
‥不可能だと分かっている。
しかし、俺のこの想いを◯◯伝えたい‥ただそれだけだった。
◯◯「‥本当、面白い人!そんなプロポーズみたいにされたら断りきれないじゃん。」
くすくすと笑いながら◯◯は花束を受け取ってくれた。
カラ松「‥え?」
◯◯「まだよく知らないとはいえ、ただ骨折しただけなのに血相変えて走って来ちゃうくらいだからきっと大事にしてくれるだろうなって思うから‥良いよ?付き合っても。」
不可能が可能になった瞬間だった。
カラ松「本当か!?」
◯◯「本当!それとも嘘って言って欲しい?」
カラ松「いや‥それは困るな。」
俺の想いは彼女の心に届いてくれたようだ。
カラ松「俺を選んだ以上、世界で一番幸せな女にしてやるぜ!マイハニー!」
◯◯「はいはい、分かったからそういうのはここではやめてください。」
カラ松「‥はい。」