第5章 青いバラの花言葉【カラ松】
トド松「はい、ここだよカラ松兄さん!」
指差しされた先を見ると、いつも俺達が行くような居酒屋ではなくシックな雰囲気の居酒屋だった。
‥高くはないだろうか。とりあえず兄弟からいくらか借りてきたから大丈夫だとは思うのだが‥聊か不安だ。
中に入ると靴を脱ぎ、トド松が慣れた手つきで予約していた席へと向かうとそこにはもう彼女ともう一人女性がいた。
トド松「あっ、◯◯さん!待たせちゃってすみませんー!あれ?お隣の方は?」
◯◯「あぁ、トッティ!私一人じゃあれかなーと思って友達連れてきたんだ!さ、とりあえず座って!」
カラ松「今日もまた一段とクールに決まってるじゃないか!こんな女性とお近付きになれるとは俺に運が回ってきたようだな。」
トド松「カラ松兄さん!そんなイタイセリフ言ってないで早く座ってよ!」
トド松にどつかれながら俺は席に座った。
トド松「すいませんねー!あ、じゃあ先に飲み物頼みましょうか!◯◯さん達は何にしますー?」
さすがトッティ!気の利く所は女性慣れしているな。
俺も何かできれば良いのだが‥。
◯◯「あぁ、じゃあ私達は生で!」
トド松「オッケーです!あと適当に頼みますねー!」
飲み物が到着して俺達はこの出会いに乾杯をした。
カラ松「‥ではこの出会いn‥ぐっ!」
俺が言おうとした瞬間横からトド松が俺の足を抓り言葉を遮った。
トド松「はい、じゃあよろしくお願いしまーすって事で‥
「「「「乾杯ー!」」」」