第5章 青いバラの花言葉【カラ松】
数日後、トド松と◯◯さんとの飲み会の日
緊張しすぎて前日は中々眠れなかった。
トド松「カラ松兄さんー!そろそろ行くよー‥って何その格好!!!」
カラ松「今日こそは勝負の日だろう?」
トド松「いや、それ本当やめて!イタ過ぎて◯◯さん絶対引くよ!!!」
俺はキラキラとした青いズボンに顔入りのタンクトップとライダースジャケットというパーフェクトファッションをしているというのになぜだ!
なぜお前は痛がる!!
トド松「とりあえずそれ脱いで!代わりにいつものパーカーとズボンに着替えて!いいね!」
びしっと俺を指差しして俺のパーカーとズボンを投げつけてきた。
カラ松「しかし俺のパーフェクトファッションが‥ぐほっ!」
どこからともなくスタバァのメニュー表を取り出して頭に突き刺すと頭から勢いよく流血した。
トド松「良いから!それじゃあパーカーの上にジャケットでも着れば?それ位ならまだマシだし。」
その案はなかったな‥でもたまにはこういうのも良いかもしれん。我が弟ながら良いアイディアではないか!!
そそくさと青いパーカー、細身のズボン、ライダースジャケットに着替えて指を鳴らしながらトド松へとウィンクした。
カラ松「よーし、ブラザー行こうではないか!!」
‥トド松はそのまま返事する事なく家を出て行っていた。