第4章 路地裏の花【一松】
◯◯「‥えっ?」
一松「あんたの事‥好きなんだよ!」
想いを伝えた瞬間、破裂すんじゃないかと思う位恥ずかしくて◯◯の顔を見る事が出来なかった。
◯◯「‥本当に?私も一松くんが好き。」
うわー、マジで良かった。
この状況でごめんとか言われたらもう自我発火して死ぬしかねぇよ!こんなクソ恥ずかしい状況!!
◯◯「とりあえずさ‥これ恥ずかしいからやめて欲しいんだけど‥。」
一松「え?‥無理。キスしたいし」
そう言って◯◯に顔を近づけ、その柔らかそうな唇に俺の唇を重ねた。
俺達は猫に見守られながら薄暗い路地裏で初めてのキスをした。