第4章 路地裏の花【一松】
週末になった。
こんなにも週末が楽しみになるなんて自分でもおかしくて笑えてきた。
急いで朝飯を食ってキャットフードを持ってまたあの路地裏へと向かった。
そこには見慣れた景色と◯◯がいた。
一松「‥おはよ、もう来てたんだ。」
◯◯「一松くん、おはよう!せっかくの休みだから楽しみで早く起きちゃったんだよねー!」
なんかそういう風に言われると期待する。
俺に会いたいからとか思ってるんじゃないかって。
‥いや、そんな事ある訳がない。◯◯は社会人で俺はクソニートでクズ。
釣り合う訳がないと思ってた。
でもこのまま何も伝えないままでいられるだろうか‥?