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ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第73章 you have…


「やっ…やだっ…なんか怖いっ…」
「大丈夫だって…」

逃げようとする俺の身体を上から押さえつけて、尚も指は動く。

「ああっ…あっ…やだぁっ…」

自分が自分じゃなくなってくみたいに、物凄い快感で。

「やじゃないでしょ…すっごい…」

智の息が荒くなってる。

「も、ダメだ…」

ずるっと指が抜け出していった。

「あうっ…」

衝撃で脱力していると、またベッドヘッドに智は手を伸ばした。

「やっべ…マジで…」

またガサガサと何かを取り出した。

「あ…」

智の手には小さなパッケージ。
歯に引っ掛けると、それを破って中身を取り出す。

くるくると片手で器用にゴムを自身に取り付けると俺を見た。

「翔、ごめん。我慢出来ないわ…」
「え…?」

足がガクガクして力が入らない。
その足を持つと、身体の方に折り曲げられた。

「あ…」

ぐいっとソコに、熱い塊を押し付けられた。

「いくよ…」

メリメリと太くて硬い物が入ってきた。

「あ…あぁ…」
「くっ…」

ゆっくりと智の身体が、俺に向かって沈み込んでくる。

「なんだこれ…スゲ…」
「うぁ…」

智が、入ってる

俺の中に、智が…

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