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ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第73章 you have…


そこに指を付けたまま、智は俺の乳首に吸い付いた。

「あっ…えっ…!?」

びくっと身体が震えるほど、なんか気持ちいい。

嘘だろ…
こんなとこ、誰に触られても感じたことなんてないのに…

「乳首…気持ちいい…?」
「ん…いつもは、こんなに良くないのに…」

シャワーからでる水音と、智が俺の胸に吸い付いてる音が、耳に響く。

「才能、あるんだ…」

なんの…才能…?

クスクス笑いながら、智は立ち上がった。
そこも、勃ったままだった。

「洗ってあげる…」

そういって俺の手首を持って引っ張り起こした。
あんまり力が入らなかったけど、なんとか立ちあがった。

立ったままで居ると、智が手のひらにボディーソープを付けて全身を洗ってくれた。

「翔も洗ってよ…」

ボディソープを手に出されて、戸惑ったけど智に触れた。
ぬるりと手を動かすと、智の身体に手を滑らせた。

無駄のない、引き締まった肉体…

「すごいね…無駄なお肉ついてない」
「ん…?そう?」
「なんかスポーツしてんの?」
「してないしてない。強いて言うなら…仕事の休みに釣り?」
「釣り…」

道理で日焼けした顔をしてる。

こんなに妖艶な魅力を纏っているのに、釣りをしてる姿なんて想像できなかった。

つか、社会人だったんだ。
俺よりも若く見えるから、てっきり雅紀たちと同じくらいかと思ってた。

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