第73章 you have…
「もう…いいんじゃない?翔…」
「え…」
智は俺の後ろに回り込むと、ぐいっと俺の腹を押した。
「あっ…」
油断してたから、すぐに出てきてしまった。
「あっ…あっ…いやぁっ…」
我慢できなくてどんどん出てくる水は、シャワーのお湯で洗い流されていく。
「いいから全部出して…?我慢しないで…」
「う…うぅ…」
こんな恥ずかしいこと、今まで生きてきた中で経験したことなかった。
恥ずかしくて恥ずかしくて、ただ目を閉じて水が出ていくのを感じているしかなかった。
「ふふ…全部出たね。翔、いいこ…」
優しく頭を撫でられて、もう何処にも力が入らない。
智は前に回り込んでくると、また俺の尻にお湯を掛けた。
「おお…すごい綺麗だね。翔のココ…」
そこになんの躊躇もなく、智は手を伸ばした。
「あっ…ダメ…そんなとこ…」
「大丈夫だよ…こんだけ洗ったんだから…」
くすくす笑いながら、お湯をゆっくりと当ててそこを揉みほぐすように撫でる。
「く…くすぐったいよ…」
「ふうん…敏感なんだ…翔、かわいい…」
か、かわいいって…
そんなとこ触りながら言うのかよ…
「ここも…すんごくかわいい…」