第8章 ヴィンテージ・ワインscene1.5
「も、だめ…潤、イキたい…イかせて…」
喉の奥になにかつまってるみたいに声まで出せなくなってくる。
身体の熱がどんどん腹の中に溜まってくるようだ。
「だめ」
潤の手が、俺の袋を握った。
「ひゃあっ…だ…だめぇっ…変っ…へんになるっ…」
屹立の奥を柔らかく揉み込まれ、その中心には棒を差し込まれ、もう訳がわからなくなってくる。
「お願いっ…苦しいっ…くるしいっ…」
勝手に身体が大きく震えて、身体がガクガクと上下した。
大きな大きな快感が下半身を貫いた。
「あっ…ああっ…」
「和也…イったんだ…スケベ…」
「だ…って…」
これって…ドライっていうんだっけ…
でもまだ欲しい…足りない…
「お願い…潤…挿れて…?」
「何を?」
「潤を…挿れて…?」
「はっきり言わないと、あげない」
「あっ…やだあっ…もうこれ、抜いて…」
潤の髪の毛を弱々しく掴む。
「言えよ…ちゃんと欲しがれよ…」
「う…あぁ…潤…お願い…」
いきなり尿道から棒が引きぬかれた。
潤が俺を握りこむと、激しく中心を扱き始めた。
「あっ…潤っ…急にっ…だめっ…」
潤の肩をぎりっと掴むけど、止まってくれなくて。
また大きな快感の波に飲み込まれそうになった。