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ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第71章 ARA通し(?)



…って言ったのに…


「ほら…翔、見えちゃうね…?」
「あっ…いやっ…いやあっ…」

智さんちのベランダに出る窓に身体を貼り付けられて、後ろから犯されてる。

「んっ…あ…凄い、よ?俺、もうダメかも…」
「だってぇっ…やだぁやだぁっ…」
「うわっ…も、そんな締め付けて…あ、見て…」

ぐいっと智さんの手が俺の顎を上げた。

「ほら…お向かいのマンション…部屋の明かり、点いたよ…」
「え…?」

よく見ると、道路一つ挟んだ向かいの部屋のカーテン越しに明かりが点いている。
さっきまで真っ暗だったのに。

「あの部屋の人、カーテン開けないかなぁ…?」
「やだっ…智っ…やだぁっ…」
「くっ…すっごい、締めてるよ…翔…」

こっちの部屋の明かりは点いていないから、あちらからは見えないと思うんだけど、なにせこんな状況で。
智さんはまだ服を纏ってるけど、俺だけ全裸で。
そして…中には智さんがいる。

ぐちゅぐちゅと音を立てながら、智さんは俺の中をかき回すように暴れまわってる。

「やっ…ああっ…あああっ…イっちゃうっ…」
「いいよ…そのまんま出しなよ…見てもらおうね…かわいい翔…」
「やだっ…やだっ…」

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