• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第7章 オレンジscene1.5


「和…」

名前を呼ぶと、嬉しそうにする。

「翔さん…好き…」

後ろから俺を抱きしめる腕は華奢で…
こんなところまで俺を追って来たのが信じられない。
それほど…和の俺への思いは深いものだった。

「俺も…好きだよ…和…」

相当…俺も、こいつに夢中だ。
今の俺は、和なしでは生きていけないほどになってる。

「嬉しい…翔さん…ずっと一緒に居てね…?」
「ああ…もう離さないからな…」

このまま、二人でアメリカで暮らそうと思っている。
永住権を取って、働いて…
そして将来的には結婚を考えている。

和が大学を卒業するまでにちゃんとしておかないと…
俺もまだ留学生の身だし。
それには一度、日本に帰らないといけないけど。

そんなのは、まだ先の話だ。

「あ…んっ…和、なにしてんだよ…」

俺の尻の割れ目に…和のがすりすりされてる…

「だって…翔さんのお尻、柔らかくてキモチイイ…」
「ばか…間違って入ったらどうすんだよ」
「パジャマの上から入るわけないじゃん…」

くすくす笑う声も、俺には小鳥のさえずりに聞こえる…

いかん…ジャップクレイジーくんに毒されている…
小鳥のさえずりって…

我ながら恥ずかしすぎる…

/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp