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ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第65章 仄暗い奈落の底から -prequel-







俺達は、取引をした…

潤と雅紀には…融資なんて必要ない。
だけど、奴らはこれを条件に出してきた

俺の…負担にならないように…



俺が、踏み出すことができないなら
あの二人に踏み込んできてもらえばいい

あの二人はそれを一度乗り越えたんだから
できるはずだ


潤はそう言った





”翔のこと手に入れたかったら、身体を奪え”





その言葉の甘美さに、目眩がした




仄暗い奈落の底から見上げた光

待ってて…

今から、そこに行くから…






その白い光の中に






【END】
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