第64章 らぶぱれーど-悪魔の囁き-
「さと…すごかったね…」
ニノが倒れ込む僕の身体を抱きとめてくれた。
そっと翔くんの隣に寝かせると、ちゅっと額にキスをくれた。
「ふたりでゆっくり休んでてね…」
そう言ってニノは潤くんのおっきなおっぱいのついた胸に飛び込んだ。
「あ…」
ニノったら…潤くんに男役できるのかな…
「さと…」
翔くんが僕のことぎゅうっと抱きしめた。
「翔くん…ごめんね…?痛かった?」
「ううん…全然痛くなかった…」
「だろうね…」
だって翔くん、すっごい柔らかかったもん…
「凄い夢だなあ…」
「へ?」
「翔くん、とっても気持ちよかったよ…?」
ぎゅうっと僕も翔くんを抱きしめ返した。
「翔くんのバージン、貰っちゃったぁ…」
「もう…さとったら…」
「えへへ…夢だから、いいよね?」
「ばかだなぁ…」
ぎゅうっと翔くんの腕に力が入った。
「これが夢なわけないだろ?」
「え?」
ほっぺたをぎゅっと抓られた。
「いたひ…」
「だろ?これ、夢じゃないからね?さと」
「あ…え?嘘…」
「嘘じゃねえよ…ああ…腰いてえ…」
お尻の穴は痛くなかったけど、腰が痛いんだって…
「ごめん…」
「いいよ…俺もさとのバージン貰ったわけだし…」
おあいこな?って翔くんは笑ってくれた。