第64章 らぶぱれーど-悪魔の囁き-
「ふふ…ねえ、潤くんみて?翔くん凄く綺麗だよ?」
「ああ…ちょっと俺も驚いてる」
そう言ってキスしていた二人はこっちをじーっとみた。
「あ、翔くん!見てよ!潤くんすごくきれいでしょ?モデルさんみたい」
「おお…なんか、すっげえ変わったよな…潤は潤だけど…」
お互い歩み寄って、まじまじと見つめてる。
僕とニノはちょっと疲れちゃったから、キッチンに入ってコーヒーを淹れた。
「さとったら、潤くんいい出来だったよ!」
「ほんと?ニノも翔くんをあそこまで美人さんにしてくれて凄いよ!」
「えへへ…」
マグカップを持ってリビングに戻ると、潤くんと翔くんは隣あってソファに座ってお互いの胸を揉んでた。
「ぶっ…なにやってんの?」
「だってこれ…なんかすげえさわり心地いい…」
「やばいな…これは…」
僕もニノもそんなのついてないから、揉みしだきたいみたいで…
ちょっとおもしろいから、コーヒーを飲みながらそれを眺めてた。
「ねえ。さと…」
「ん?」
「あの二人…すっごく綺麗だね…」
「そうだね。元がいいからさ、すっごいふたりとも綺麗だよね」
「ぼくたちとは大違い…」
なんだかしゅんってしちゃってる。