• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第61章 劇団嵐の日常


「ガーベラ…またリビングのラグの上でうたた寝してたな…?」

のさ子が突っ込むと、ガーベラはほほほと笑った。

「バレた~?もうやんなっちゃう///」
「バレバレだわ!」
「ガーベラ…風邪ひくから…」
「そうですよ…ガーベラさん…」
「いやあん!大丈夫だもーん!早めのパ○ロン!」
↑風邪薬飲んどるやないか!

一斉にツッコミを受けて、ガーベラはしょんぼりしている。

「もお…私のことはいいのぉ…あのさ、今度のPartyで託児ルーム作るって話ししてたじゃない?」

受付スタッフのガーベラは新しい企画を持ってきたようだ。
4人で暫くその話に集中していると、稽古場の外から大きな音が聞こえてきた。

「…なんだあ?」

ガチャっとドアが開くと、ボロボロの格好をしたスタッフのチャコが現れた。

「お…おはようございます…」
「ど、どうしたの、チャコ…」
「が…ヤンデル山脈の崖から落ちましたぁ…」

チャコはそのまま稽古場に入ると、掃除をし始めた。

「あわわ…チャコちゃん!掃除なんか後でいいから!」
「え?でも…」
「そんなことより、まずは怪我の手当を!」

みりぃとガーベラがテキパキとチャコを椅子に座らせる。
さっつーが救急箱を持ってきた。

/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp