第5章 翼をもがれた竜-episode1-

「うっ…あ…ばかっ…もう…」

ごくりと飲み込んでしまうと、ボンの足を広げて蕾を舐めた。

「あっ…だめっ…イったばっかっ…」
「もう待てない…入りたい…」
「ああっ…櫻井ぃっ…」

ボンが身を捩るのを押さえつけて、何度も何度もそこをほぐすように舌を出し入れした。
唾液でそこが溢れるようになると、指を挿れた。

「も、あっ…バカっ…」
「ああ…凄い…こんなに俺のこと締め付けて…」
「あっ…あっ…しょおっ…」
「はい…なんですか…？」
「早く…挿れてっ…」

限界だった。
ベルトを外して、もどかしくスラックスを下げる。

「コンドーム…ない…？」
「ない…もういいから…挿れて…」
「っ…もうっ…しらねーぞっ…」

ボンの足を大きく開くと、蕾に熱い塊を押し付けてそのまま腰を前に進めた。

「う…あっ…狭っ…」
「あぁ…翔っ…」

ボンが俺に抱きついてきて…ぎゅううと抱きしめられた。

「翔…好き…」
「ボン…」
「初めて会った時から…好きなの…」
「嬉しい…」

一気にボンを貫いた。

「あああああっ…」

ボンの身体が撓って、俺のこと迎え入れてくれる。

「好きだ…ボン…」
「翔っ…嬉しいっ…」

ぎゅっと手を握り合って、更にボンの身体の奥に入った。