第57章 願わくば花の下にて恋死なむ
それから、俺たちは約束のない関係になった
一緒にいるだけで心は満たされた。
身体を繋げているだけで満足だった。
あなたの心の隙間を俺で埋めてください
あなたが寒くならないように…
「あっ…」
夏休み、松本教授のバイトはまだ続いていた。
「いい…?ねえ…」
「んっ…あ…いい…」
「もっと、感じて…?」
夕方、大野さんも相葉くんも帰ってしまった後、教授室で情事に耽る。
ここであの人と交わった記憶…上書きするために
窓辺に手を付かせて、ひたすら後ろから責め立てた。
「ねえ…外から見えるよ?いいの?そんな顔晒しちゃって…」
「やだぁ…やめて…」
「じゃあなんでこんな締め付けてんだよっ…」
ぐりぐりと教授の身体の奥の奥にねじ込むと、びくびくと身体を震えさせる。
「ここ…S字結腸って言うんでしょ?俺調べたんだ…」
「え…?何…?」
「ここ、女で言う子宮口なんだってよっ…」
突然スピードを上げて、奥の奥をがつがつと突いた。
「ひゃっ…あっ…すご…やっ…あんっ…」
「ねえ…凄いね…汁ダラダラ流してさ…感じてるんだ」
きゅっと教授のを握りながら、腰を激しく動かした。
「やっ…あああっ…イクっ…にのみやっ…イクっ…」
「イケよ…オラっ…」
果てる瞬間、強烈な締め付けが来て…
この瞬間、一緒に果てるのが…しあわせだった
「あっ…ああああっ…教授っ…」