• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第37章 【Desire】9 mimimamaさまリクエスト


気がついたら、硬い床に寝かされていた。

「ん…?」

目が何かで覆われている。

「え…ちょっと…」

身動きが取れない。
手が、後ろ手に縛られてる。

「待って…なにこれ…」

耳にも何か詰まってて…音が聞こえない。

目を開けてみたけど、部屋は暗いのか光も入ってこない。

「なにこれ…なに…?」

床はフローリングのようで、冷たい。
這うように動こうとした瞬間、腕を掴まれた。

「えっ…誰っ…」

何も聞こえないし見えない。
でもどうやらその手の感触で男であることがわかった。

しかも一人じゃない…
二人いる…?

腕と足を押さえつけられて身動きが取れない。
床に顔を押し付けるようにうつ伏せにされると、ズボンを脱がされるのがわかった。

「な…なにすんだよっ…」

もがいて暴れようとしたら、身体に伸し掛かられて動けない。
その間にも足元の男は、俺のズボンを脱がせ終わって…

冷たい床の感触に鳥肌が立つ。

「や…やめて…何すんだよ…」

足に男の手が触れた。
かと思ったら、お尻に強烈な痛みが走った。

「っ…ああああっ…」

あまりの痛みに喉が狭まって、悲鳴が出た。
もがいても背中の上に人が乗ってるから、動けない。
そのうち、その強烈な痛みは内臓に達した。

何が起こってる…
何が…

目が見えない、真っ暗闇。
音も聞こえない。

一体自分になにが起こってるのか、理解するまで時間がかかった。
これは、強姦…?
なんで俺が…
男だぞ…俺は…男だ…


「やめろおおおおっ…」




/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp