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ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第24章 BOY【N side】 EP.3


え?なんだろ、これ

ゆっくりと社長が俺をベッドに押し倒した。

「楽にしてていいからね…」

急にがらりと雰囲気が変わった社長から目が離せない。

どうしよう。
なんか、この人オスだ。

どうしよう。
体の奥が、ずくんずくんする。

社長は俺に覆いかぶさると、バスローブの紐を解いた。
するりと前を開けると、ふっと笑った。

「白いね…きれいな肌…」

ぞわぞわした。

「ほんとに…綺麗だ」

よく見たら…社長はすごく整った顔してる。
ふにゃんって笑ってたらわからないけど、黙ってたらものすごく美男…

ゆっくりと、その綺麗な顔が近づいてきた。
目を閉じると、ふんわりと唇が重なる。

「かわいい…そんなに真っ赤になって…」

知らないうちに真っ赤になってたみたいで、今更自分が興奮してるのを知った。

この人に、抱かれたいんだ…

なぜだか、そう思った。

こんなこと思うの、初めてだった。

客に抱かれてる時は、ただのスケベな気分。
快楽を追い求めて、ただただ没頭してればよかった。

だけど…違う。

この人とは、もっと違うセックスがしたい。

「…早く…抱きしめて…?」

自然に懇願するような声になった。

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