第17章 plum wine
「ちょっと潤っ…痛いって…」
事務所の車を降りたら、もう我慢できなくて。
急いで部屋に翔くんを連れて行った。
部屋のドアを開けて、翔くんを中に入れるとぎゅうっと抱きしめた。
「どっ…どうしたの!?潤っ…」
「翔くんごめんっ…」
この際、ニノたちのことはどうでもいい!
翔くんの身体を抱き上げると、リビングに入った。
「潤っ!?」
「翔くん、明日俺達オフだろ?」
「えっ?うん…久しぶりだね。二人でオフ…」
「じゃあ、今日はいっぱいシようなっ!」
ソファに翔くんを下ろすと、急いでキッチンに向かった。
冷蔵庫から梅酒の瓶を出す。
ロックにして、リビングにいる翔くんの前に置く。
「さ、飲んで?」
「え…?もう…何考えてるんだよ…お前…」
そう言いながらも真っ赤になってる。
ニノ、やっぱりおまえの言ってること正解。
翔くん、俺とえっちしたかったんだ。
グラスを手に取ると、きゅっと翔くんは飲み干した。
「もういっぱいいる?」
「うん…」
またキッチンに戻って梅酒を継ぎ足した。
そうやって翔くんは10杯近く飲み干した。
「うー…もいっぱい!」
「はーい!」
俺は喜んで梅酒のロックを作り続けた。