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ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第15章 【ピックアップありがとう記念】ZIP♡


当たったのは、よりによって「女性がきゅんとするカッコいい仕草」。
それを実演しろという。

え。なにそれ…
俺ら女子じゃねえし、そんなのこの人に聞いていいと思ってんの?

嫌な予感がしていたら、案の定ダダスベリ。
全員でフォローしたけど、ここ、使われるかな…

そして次は、MJである潤くんが投げようよってことになった。
ルーレットに向かって立つ姿は様になっている。
さすが潤くん。

シュッと投げたその姿もかっこいい。

翔ちゃんが「うめえなあ!」といえば、大野さんは「かっこいい」と感心してる。

矢が当たったのは…

「嵐で一番カッコいいと思う顔は誰?」

カッコいいかあ…

「目ぇつぶって頂いて選びますか?」

進行役の女の子が提案する。
なんだよ…
でもま、いっか。

素直に目を閉じると、翔ちゃんの照れた声が聞こえた。

「なにこれ、まじでっ」

ああ…この人選ばれる気まんまんじゃん…
くふふ…面白い。翔ちゃん…

「決まってますか?松本さん」
「あ、決まってます」

余裕綽々の潤くんの声が聞こえた。
ふうん…決めてたんだ。
やっぱ、翔ちゃんなんだろうな。

当然だと思いながら、目を閉じていた。

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