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ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第14章 Happy Birthday…JUN


ごそごそなにか音がする。

「ん…?」

ソファの背もたれから身体を起こして後ろを振り返った。

「あっ…」
「えっ…」

そこに居たのは、翔くん…

「え…?なに…してんの…?」

さっきまで生放送してたんじゃないの!?

「あっ…えっと…その…」

おもいっきりキョドって後ずさっていく。

「え…?なんで…?なにしてんの…?」
「あ、いや。その…ええと…」
「翔ちゃん!準備出来た!?」

がなりながらリビングに入ってきたのは相葉さん。
俺と目が合うと、そーっとリビングの扉を閉めた。

「おいっ…遅いわっ!なんだよ!一体…!?」
「ご、ごめえん…勝手に入って…」
「なんなんだよ…!おい!」

立ちあがって二人に歩み寄ろうとしたら、キッチンから大きな音が聞こえた。

「なっ!?まだ居るの!?」
「ご、ごめんてぇ!ね?松潤!」

相葉さんが腕を掴むけど、頭にきてた俺は勢い良くキッチンへ通じる扉を開けた。

「あっ…まちじゅん…」
「やべっ…J…」

そこに居たのは大宮…

「なんだよこれ…なにしてんだよ…」
「あーあ…バレちった…」

ニノが口を尖らせてこちらを見た。

「ごめんね。J。ちょっとお邪魔させてもらったよ」

そう言うと、尖りを解いてにっこり微笑んだ。

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