第4章 ヘタレなんかじゃない!【チョロ松】
ーー事後。
皆が帰ってきてしまったらマズイと思って俺達は着替えを済ませた後、ソファに並んで座っていた。
チョロ松「‥◯◯、ありがとう!」
◯◯「いきなりどうしたの?」
俺の肩に身を預けながら◯◯はくすくすと笑っていた。
チョロ松「いや、俺の童貞もらってくれてさー。」
ははっと照れ笑いをしながら◯◯の頭をポンポンと撫でた。
◯◯「私こそ、ありがとう。処女もらってくれて!」
え‥?処女?
チョロ松「ええぇ!!マジで?」
◯◯「うん、言ったらもっと駄目だろうと思って隠してました!だからお互い初めて同士卒業ですねー!」
ニコニコと笑っている◯◯にはやっぱり敵わないなー。
でもこれで今後はヘタレだとか言わせないからな!!
‥いや、それは無理か。
【end】