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夢遊宴(ゲームMOTHER)完結

第2章   とむらいの夜


アレックはカヲルの情報を掴んでいた
友人?マジプシー?わからない事だらけだけど
気にしているヒマもない
急いで向かおう
矢印のトカゲを頼りに
やまの奥へ進むと
そのマジプシーとやらの家があった
変わった人達が6人?いる。
性別がその…イマイチ…不明瞭な…。
その家の主であるエオリアの話を聞くと
カヲルは彼?彼女?にPSIとやらを教わって
ドラゴだいち へ向かった!?
また、行き違い!!
悔しさを堪えて後を追う
裏の洞窟が近道らしいが洞窟の中は
カナリ暗い
アレックの道案内で進む
襲いかかってくるモンスターに苦戦しながら
ただひたすら進む
カヲル。すぐ行くからね。
一緒に帰ろう?
ドラゴは…おとうさんが…
洞窟を奥へ進むと、また、あの
ブタのマスクがいた
逃げていく奴らを追いかけて山を登る
見覚えのある靴を見つけた
カヲルの靴だ!!
ただ…片方だけ…
イヤな予感が再度訪れる
さらに登ると もう片方の靴を見つけた
カヲルーー!どこだーー!?
一緒に帰ろう!!出ておいで!!
叫べども返事はない
そのかわり?とでもいうように
姿を変えられたドラゴが私達に襲いかかってきた
キバをドラゴに突き立てる
力の限り…何度も…
ドラゴが倒れた…
トドメ…を…
と、その時、子供のドラゴが飛び出してきた
こちらを睨み吠え立てる
私の手はそれ以上動かす事が出来ない

姿を変えられ横たわるドラゴは
苦しそうに鳴き
涙を流す
私はユックリその場から立ち去った

結局私はサクラの敵をとれなかった
足を棒にして探したが
カヲルも見つけられなかった


泣いてばかりのアキラ
足取りの消えたカヲル
どちらも救えない自分

今まで。悲しみを知らず暮らしてきた
みんな 仲良しだった
それが イキナリ壊れた時
人はどうなってしまうのだろうか
一体ダレが?なんのために?

タツマイリの新しい物語は
悲劇から
始まってしまった
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