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夢遊宴(ゲームMOTHER)完結

第4章 怪しい行商人


城の階段を駆け上がったけど
そこは行き止まり。
仕方なく下へ降りて別の道を探す
それを繰り返してるとヨクバの電話が
また鳴った
あの男の人達が地下へ行った??
僕達も後を追うように地下へのハシゴをおりる
そこは何やら怪しい壁画のある通路
そしてまたも行き止まり。
………。………?………!あ!
僕閃いちゃったよ!!
きっとこの壁画の通りに踊ったら
ほら【ヒラケゴマ】の要領さ!
大丈夫!僕はただのサルだけど
覚えるのと真似っ子は得意なんだから……ほら!!
扉が重々しく開く。
よし!きっとこの先に
あの男の人が居るはずだ!!
あれれ?また??行き止まり???
変なレバーがある…よいっしょ……。っと。
んん??何か変な音がするなぁ………
水がドンドン流れ…て………
あーーーーーー!!!!
あの人まで流れてっちゃったーー!!!
急いで村に戻って探さなくちゃ!

村へ戻ってみると
なんだか広場が騒がしいなぁ。
!!まさか!!…ヤッパリだ。
あの袋が無くなったことが問題になってる
違うよ!!ヤストモって人じゃないよ!!
ねぇ!ねぇ!?ねぇ…誰…かぁ…
………??さっき流しちゃった
おねぇさん???
僕の心の声…まさか届くの??
ねぇ!気付い………痛い!!!
また僕の身体にビリビリが…
そして僕はヨクバに引きずられるように
YADOに戻る
ヨクバは何度も僕にお仕置きをする
ビリビリで身体はもうヘロヘロだよ。
そしてまたあの文句。
「サルコの命はないぞ!」
泣き寝入りするしかなかった。

夜、僕を誰かが呼んでる?
声のする方へそっと歩く。窓をみると
あのおねぇさんとおじーさん。
助けてくれるの?!
僕は窓から外へ。
首輪を外してもらい
ビリビリスイッチを踏み潰す
「もう自由だ!!」
そうおねぇさんに言われても
結局僕は逃げられない
もし、ここで僕が逃げたら………
今度はサルコが………
戸惑っているボクの後ろから
あの下品な笑い声がする
ヨクバだ!!!!
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