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夢遊宴(ゲームMOTHER)完結

第4章 怪しい行商人


アル姫??おねえさんはアルって
いう名前なんだね
アルさんはヨクバに
僕を逃がす!!って啖呵を切る
ありがとう………
僕らはテリの森を通って逃げる事にした
ここからなら!!
………!?だめだ!モウ戦車が先回りしてるよ
もう………ダメなのかな………
………!ううん!ダメじゃないぞ!!
僕は!自由になってサルコを助けるんだから!
それに今は1人じゃない
アルさんやウエスさんも居るんだ!
い………いくぞ!!!!
僕は精一杯の力で戦う。そして
勝ったんだ!!
勝利気分も束の間
またあの下品な声がする
クソ…どうしよう!数が多すぎる
僕達だけじゃ………
そう思っていると。僕らの前に
一人の男の子が飛び出してきた
ダメだよ!危ないよ!早く逃げて!!!
僕はその子のココロに話しかける
すると、その子はピィー!っと口笛を吹いた

ドス!ドス!ドス!森の中から出てきたのは
ドラゴの子供?
ブタマスク達はバカにしたように笑う
「こどもはあっちいけーーーー」なんてね。
その時ドラゴが高い声で鳴いた
あたりが一瞬静かになる……そして次の瞬間
ドスーーン、ドスーーン!ドスーーン!!!
茂みからドラゴが飛び出してきた
僕らはドラゴの後ろに隠れる
ブタマスクは怯えて逃げていく
ヨクバは……一人残された
「あ〜〜!やめて…!お願い!!!」 
ヨクバの情けない声が響く
僕は、その子の真似をして口笛を吹いた
するとドラゴはヨクバに思いっきり
体当たりをしたんだ!
ヨクバは遠くに飛んでいってしまった
………これで本当に自由なんだ………
皆さん………ありがとう!!

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