第3章 泥棒アドベンチャー
部屋の暖炉から下に降りれそう………
飛び降りるのにも慣れたもので
一気に地下に降り外へ
ニッポリートがいる。
カギを貰ってはね橋をおろしておく
これで城への出入りがしやすくなる
急ぎ足で家へ帰り親父にタンツボをみせる
親父はシゲシゲとタンツボを見る
そして………
「このおおばかもんがーーーー!」
超弩級のカミナリが落とされた
えぇ!?チョット!!待ってくれ!
あ……!こんなモノも拾って来たんだが…!?
俺がペンダント見せてみると
親父のどなり声はおさまる
「オソヘ城のタンツボのあった場所へ行くぞ
早くついてこい!このアホ!!」
オィ…せめて名前で呼んでくれ………
俺も親父がオソヘ城へ着くと
何だ!?オバケは居なくなっていて
その代わりに…??
いつぞやのブタマスク!?
ブタマスクに見つからないように
上へ上へと登り
再びタンツボのあった部屋へ
ここに何があるって言うんだ?
変な壁があるだけじゃないか??
「後ろをむいていろ…恥ずかしいから……」
俺が後ろを向いたのを確認して………
親父が………踊りだした!?
一心不乱に………激しく………
俺が実は見てるとも知らずに…ね
踊り終わると…なんと!
壁が開いたんだ!!!
ん??昔俺に教えていた??
あの踊りを??
………すまん。全く興味がなくて
今も全く興味がわかなくて
覚えようと思わないんだ………
中へ入ると更に上へ延びる階段がある
親父の口ぶりだとここに
このペンダントの持ち主である
【オソヘの城の姫君】が居るらしい
姫君………さぞや美しく、可憐で、おしとやかな
女の子なんだろうなーぁ。
などと考えていた。すると
ーーーーぱりーーーん!!ーーーー
何か上から飛んできた!?
目を向けるとそこには罠に足を挟まれた
女の子がいた
「ヒメ!!!!」
親父が叫ぶ
え゛ーーーーー!?