第1章 第一試験
試験官が上から降りてきて告げる
「只今を持って受付時間を終了します、
これよりハンター試験を開始します」
試験官のサトツさんが告げる
とにかく走ればいいらしい。
私は本を読みながら走る、いつの間にか先頭に来ていたらしい。
本を閉じサトツさんの背中を見ながら走る
でもすぐにつまらないと思ってやめた
また本を読もうとすると
ゴン「あっ、さっきの」
「さっきぶりだね、ゴン
奥の髪が白っぽい彼はお友達かい?」
私は奥にいる猫目の少年を指差す
キルア「俺はキルア、あんた誰?」
ゴン「本当だ!俺も聞いてないや!」
「私はだ、よろしくと言っておいたほうが良いと思うが……いや
なんでもない、とりあえずよろしくだ」
私はそう言ってそのまま前を向く
キルア「そういえばは何歳なんだ?見た所16ぐらいだけど」
「ふむ……年齢か……
気にした事もなかったな 必要ではないしなぁ」
ゴン「いや!必要でしょう!?」
「何故だい?私の性格上酒も飲まないし喫煙もしないから……あぁ、免許がいるなぁ」
ゴン「?誕生日は祝わないの?」
「誕生日……?知らないな
私の生年月日など気にした事もなかった。
適当に決めるか、」
キルア「ってもしかして」
キルアが口を開いた瞬間
サトツ「出口ですよ。」
急に外に出てしまい目が慣れずに光が目に刺さる
しばらく目を閉じて目を慣れさせる
「湿っているな、本がダメになりそうだ」
私は服をパタパタとしながら言う、ここは
本で読んだ事があるな、たしか、ヌメーレ湿原と言ったか。